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「金閣寺」NY公演レポ Part.2 - 2011.07.31 Sun

【7/22 Fri】 「金閣寺 NY公演 2日目」

金閣寺 NY公演2日目。
この日が、私にとっては観客が入っての「金閣寺」初日。

開演時間は、午後8時。
上演3時間の作品だから、終るのは午後11時。

実はこの時間帯、海外では珍しい事ではない。
「観劇は大人の嗜み。」なので、舞台が始まる前に劇場付近のレストランで「プレ・シアター・ディナー」をし、ちょっと早めに劇場に向かい、ロビーにあるバーで一杯頂く。

ちょっと素敵なレストランにお洒落をして行くと、「これから舞台?」と聞かれる事も少なくない。予約をする時に「プレ・シアター・ディナーだから」と伝えると、ちょっと早めにお料理をサーブしてくれたりする。なかなか素敵でしょ?

って、ぶっておきながら、お前は何をやっているんだ?って感じなのですが、前の用事が押してしまい劇場に到着したのが15分前だった私。空腹をコーヒーでごまかしながら、「金閣寺」と向きあう。本日の座席は、最前列中央。

それでは。



教室のセット。
椅子を自分で運び込みながら、キャストが一人、また一人と舞台上へその姿を現す。

8時ジャスト。
溝口が舞台左手奥の教室の扉から、舞台へと姿を現し、ゆっくりと扉を閉める。
そして、舞台中央の椅子へ。

何度も読み古された文庫本を片手に椅子に座った我等が森田剛は、一度深呼吸をし、それから顔を上げて一階席を見回し、二階席、三階席と同じ様に視線を動かす。そして、もう一度息を吐くと、舞台がスタート。

ゆっくりとした朗読劇から一転、椅子の倒れる大きな音と共に、溝口のストーリーが始まる。その切り替えの上手さに、観客が一瞬で引き付けられたのが分かる。全ての観客の集中力が、溝口の小さな体に一点集中しているのが、前列に居る私の後ろからひしひしと伝わる。

そこからは、劇場全体がもう「金閣寺」のストーリーの中に居た。
小道具の使い方が秀逸で、机と椅子が瞬く間に「参道」、「街」、「汽車の座席」、「寺の門戸」へと姿を変える。照明との組み合わせが抜群に巧い。

劇場。
元々、JAZZのライブ用に作られた古い劇場なので、床や椅子、手すりやバルコニー席の壁が木で作られていて、レトロな雰囲気を醸し出している。金閣寺の時代背景にマッチしていて、それだけでも古くてヒンヤリとした感じが伝わってくる。

役者さんの印象を少し。

剛くん。
セリフが若干聞こえやすくなった気が。ゲネプロの時は、緊張もあったのだと思うけど、早いセリフ回しが聞こえにくくて、前後の会話で予想していたのですが、2日目はそんなに気にならなかった。

あの小さな体から、発せられるエネルギーは何なんでしょう。
戦後の混沌とした時代に生き、刻々と変化を求められ、時代の流れについていく事に苦痛を感じ始め、周りの矛盾に行き場の無い感情を抱える。そんな溝口を体現していて、以前イノッチがネクジェネ・ラジオで「森田剛にしか出来ない。」と言っていた事を思い出しました。

彼の葛藤、怒り、悲しみ。そいういう感情が、ストレートに伝わってきて、自分もその時代に存在していた様な、そんな感覚になりました。

大東君。
無邪気で透明な、『光』の存在である鶴川と、影があり危うい雰囲気の鶴川を上手く融合させて、キャラクターを作り上げていました。たまに見せる暗い表情が、心の葛藤を表していて印象的でした。セリフ回しも常に柔らかく、周りを包み込む語り口調や、東京言葉で育ちの良いおぼっちゃん風なセリフが溝口と対称を成していて面白い。

そして、ファンが多い!
何とツアーで大東君ファンが劇場にいらしてました。しかも、少し年配のお姉さま方が。(笑)最後のカーテンコールでは一人、花束を渡されてました。うーむ、マダムキラー?

高岡君。
巧い!の一言に尽きます。
セリフ廻しのセンスの良さ、声の通り具合。感情の強弱の現し方。
テレビでしか見たことが無く、彼を舞台で拝見するのは初めてでしたが、「舞台向きの役者だな~。」と感心しました。その存在感や、時折見せる溝口に、そして社会に見せる黒い感情。はまり役だと思います。

岡本麗さん。
溝口の母親役。どこかで見た事が有ると思ったら、はぐれ刑事に18年間もご出演されていたんですね。そして、あの!伝説のクロレッツお姉さんだ!(後から気付いた。)
どんなに小さな声のセリフでも劇場の隅々まで見事に通す、凄い女優さんでした。コミカルなエッセンスも交えながら、くそばばあっぷり(笑)を発揮。

そして2日のミニハプニングは、「イヤモニ外れちゃった事件」
鶴川の死を知った後の溝口、感情をあらわにするシーンで右耳のイヤモニが外れてしまいました。その後、舞台上を走り回って居る間に、イヤモニを元に戻そうとしてましたが戻らず。

結局、ぶらんぶらんさせたままお芝居を続行していました。でも、イヤモニも黒だし、学ラン着ていたし、後ろの方の席からはそんなに気にならなかったのでは?と思います。
舞台の場合、イヤモニには何の音が入ってくるんだろう。

もう一つは、「海軍兵声が出ない事件」。
最初の方で、「お前が溝口か。何とか言え!先輩が話しかけているんだぞ。」(超、うろ覚え。)と海軍の制服を着た兵士が溝口に話しかけるシーン。海軍兵の役者さんが、声が枯れて出ないというある意味致命的なハプニング発生。一瞬、劇場内がざわつく。

舞台は生ものだと、改めて時間。
ゲネプロの時と立ち位置が若干変わっていたり、セリフが調整されていました。
特に、前日のNewYork Timesの批評で「溝口のどもり」と「感情(怒り)の表現」について書かれていて、それを意識してだとは決して思わないけど、2日目の溝口の方が大声を張り上げていた事が多かった様に思います。

日々進化するカンパニーに、すっかり魅了され、残り2日の舞台も楽しみにしながら劇場を後にした私と相方は空腹のあまり、舞台後にコリア・タウン(韓国街)へと向かう。

ヒロシが「NY食べ歩きツアー」でスタッフさんに「お腹が空いた・・・」とミニコント(?)を演じていた "La Quinta Hotel" 横の焼肉屋で、「ヒロシか!」とか言いつつ夜の12時から韓国料理に舌鼓を打つ女子二人ってどうなんだろう?

レポは、Part.3 へ続きます。

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サンフランシスコからロスへお引っ越ししました!相変わらず建築エンジニアをしています。建物と写真と美味しい物、そしてVの末っ子をひたすら愛でる日々も相変わらずです。

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