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2017-11

「金閣寺」NY公演レポ Part.3 - 2011.08.02 Tue

【7/23 Sat】 「金閣寺 NY公演 3日目」

NYは今日も朝から暑い!
それでも、30年ぶりの最高気温を記録した昨日よりは風が吹いていて、少しマシ。

昨日の教訓を生かして、「NY食べ歩きツアー」でヒロシが訪れた "Ramen House KAMBI"にて腹ごしらえをしてから劇場へ。「プレ・シアター・ディナー」などとお洒落に呼べるディナーでは無いが、剛くんの舞台を見る前に "KAMBI" ってある意味、完璧じゃない?

という訳で本日も、開演午後8時。
本日のお席は、3列目左寄り中央。昨日のお席は前過ぎて、何かと剛くんと目があってる気がしてドキドキしたもんだけど(←馬鹿)、今日もなかなかの近さに、始まる前からやっぱりドキドキしてる自分が居る。

それでは。



今日の溝口は、教室に入りドアを閉めた後、一瞬立ち止まって、そして舞台中央の席に腰を下ろした。何か見つけたのか?

そして今日も午後8時ジャストに、舞台は幕を開けた。

昨日、声の枯れていた兵士役の俳優さんは、今日はばっちり声が出ていた。思わず相方とみつめあってしまった。(笑)

今日の溝口は、声のハリが凄く良くて、セリフがすんなりと通る。
私がこの舞台に慣れて来たのか、はたまた剛くんがこの劇場に慣れて来たのか。

今日のレポは現地リポーター風に。
ローカルの方達、つまり日本から観劇にいらした方ではなく、恐らくNY在住でこの舞台を見に来られた方の様々な反応を。

【爆笑編:NY在住40代位の女性2人】
(女性A) 「この、森田剛ってV6なんだ。」
(女性B) 「V6って?」
(女性A) 「ほら、ジャニーズの。」
(女性B) 「ああ、堂本なんとかの相棒?」
(女性A) 「そうそう。」

違うから~!V6とジャニーズしか合ってないから!
どうしてそこで、KinKiが出てくる!(笑)日本語で書いてあるプロフィールなら「剛」を「つよし」って読み間違いとか理解できるけど、"Go Morita"って書いてあるから!なんか、きっとうろ覚えな情報が色々と混ざってしまったんでしょうね。

【爆笑編:アメリカ人の女子2人】 (パンフのプロフを読みながら英語での会話)
(女性C) 「この主役の人、歌手なんだ。」
(女性D) 「ホントだ、Boy bandのメンバーって書いてある。」
(女性C) 「え?あの頭(坊主)でロッカー?」
(女性D) 「でもデビュー曲が "Music for the People" って、これチャリティーソングか何か?」
(女性C) 「え?ロッカーで、坊主で、チャリティーソングなの?」

この会話は、超大爆笑しちゃいました。
彼女達の頭の中には、どんな剛くんが浮かんでたんだろう。
だから、"Japanese boy band" は止めなさいって言ったのに。(←言ってないし。)

と、笑える会話はこの位にして。

私が印象に残ったのは、20代前半位のアメリカ人カップルの会話。
彼女の方が、『なぜ溝口は常にネガティブで、自分の周りの変化に付いていけないのか?このネガティブな時代背景は自分には理解出来ない。』と言いだした所、彼氏の方が『どうして理解出来ないかというと、僕らは敗戦を経験していないから。』と、話始めたのが、二人の会話に興味を引かれたキッカケ。

『一日にして、今まで正しいと思っていた事や当り前だった事が全部ひっくり返されて、自分達の生活を否応無しに変化させなくちゃいけない、という経験はアメリカ人はした事が無い。』って。

それでも、『でも、変化しなくちゃ生きていけないんだからしょうがない。』って彼女が言ったら、『じゃぁ、明日いきなり、「実はビンラディンは生きていて、アメリカは彼らの支配下に置かれた。これからの生活を全てアフガン様式に変えなくちゃ行けない。言葉も生活も。」って言われたらどうする?』と。

彼女は『死んだほうがマシ。』と答えてた。彼氏は『そんな変化や矛盾の中、溝口達は生きなくちゃいけなかったんじゃないかな?』って。若いのに、良いアンテナを張ってるなと思いました。

自分達は常に正しい、と主張する事の多いアメリカ人の若者が、この舞台をキッカケで『国の在り方』を考えるのは凄い事。基本「他の国に自分たちが合わせる」なんてこれっぽちも考えた事無いもの。だから未だに、フィートにインチに華氏でしょ?ガロンにマイルにポンドでしょ?周りの国が全部アメリカに合わせてくれてたんだもん。あえて自分達が変化する必要なんて無い。

『アメリカも、気が付いたら取り残されてたりね。』って彼氏が一言。
『この時代背景から、まだ60年ちょっとしか経ってないのに、日本はあっと言う間にアメリカを追い越したよ。もしかしたら、他の国もそうかもしれない。気付いていないのは実はアメリカかも。』って、彼女に話してて、彼女の方が『考えても見なかった・・・。』って言っていたのが、物凄い印象的で。

そして、この彼氏をハグしたくなったのは、続いての一言。
『この役者(剛くん)も、敗戦後の日本の状況を体験はしてない。それでも、心の中に抱えている葛藤を(観客に)伝えられるという事は、凄く才能があるんだと思う。』

彼氏、凄いよ。イイ男だ!って思わず唸ってしまった。
自国の歴史や戦争という、凄く繊細な(下手をすると論争になってしまう)話を、ここまで冷静に彼女に伝えてるのを見て、この舞台を見に来てくれてありがとう!って言いたくなった。

他にも、(こちらに書きましたが)お手洗いの列で感想を伺った年配の女性とか、日本人以外の方がこの舞台のメッセージを何とかして汲み取ろうとして下さってるのが見えて、改めて「金閣寺カンパニー」の凄さを感じました。

まぁ、先回上演された蜷川さんの「Musashi」や「平成中村座」と比べて、暗くて陰湿な舞台で良く分からない。という意見もちらほら聞こえてはいたけど。それは、日本人が「ウェスタン映画」は面白いけど「南北戦争映画」とかは良く分からないのと同じで、派手で分かり易い方に惹かれる傾向にあるから、しょうがないかな?とも思いました。

そんな風に、3日目は「聞き耳ダンボ」で周りの方の反応を伺っていたのでした。
気になるような、ハプニングも無かった様に記憶しています。

あ、一番最後の演出が少し変わっていました。
金閣に放火した後の溝口。
たばこを吸いながら、燃える金閣を眺めた後。「柏木」と「鶴川」が『生きよう』と言った後に、2日目までの演出では

→ 「体を引き摺るようにしながら舞台から客席へと下り、『生きよう』と呟いた後に、最前列左端の客席に体を預けるようにして座る。」

だったのですが、「柏木」と「鶴川」が『生きよう』と言った後、溝口へと続く『間』が現地の観客には分かり難いらしく、そこでフライング拍手が起きてしまっていました。

それが、3日目は大分『間』が削られ、溝口は舞台の上でタバコの火を消し、立ち上がって『生きよう』と呟く。それから、ゆっくりと舞台から客席へ下り、客席に座る。という風に変更されて、終わりのタイミングが分かりやすくなっていました。

さぁ、金閣寺 NY公演も残すところ最終日のみ。
最終日のレポは、Part.4 に続きます。

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サンフランシスコからロスへお引っ越ししました!相変わらず建築エンジニアをしています。建物と写真と美味しい物、そしてVの末っ子をひたすら愛でる日々も相変わらずです。

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