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2017-07

「谷尻誠 再び」 @Growing Reed  - 2012.04.15 Sun

仕事中に、先週放送されたGrowing Reed音源を聞いていました。
ラジオの中で使われた、DAISHI DANCEの "LOVE TRUST BELIEVE" が非常にストレートで良い歌詞だったので(和訳してみようかな?)と、ふと思い立ち、曲のタイトルを確認するためにJ-WAVEのHPを見て...

そして、テンションMAXになった。

音源を最後まで聞いてなくて(LOVE TRUST BELIEVE が掛かってる時に、音源を聞きながらHPを調べたから)翌週のゲストが誰だか知らなかったのですが、HPに「谷尻誠」の文字が!

J-WAVE万歳!

ああ、去年の6月12日の放送に続いて2回目の登場にココロ踊る。
(先回登場のGRの感想は、こちら

Suppose design office主宰の、同年代建築家。
この人の「家づくり」と「建築に対するものの見方」が大好きで、建築家として、人としてもう大ファンです。ええ、普通に純粋にファンです。

今回は、准くんのみならず、谷尻さんが出演という事実にテンションが上がった Growing Reed。下記に思いを綴ります!そして「准くん」と「谷尻さん」の思いの分だけ長くてウザイです。(笑)



谷尻さんが3月に出版された著書『1000%の建築 - 僕は勘違いしながら生きてきた』を受けて、『谷尻誠的 勘違いから生まれるものとは』がテーマの Growing Reed。

発売を「まだかまだか~?」と楽しみにしていて、発売されたすぐ後に日本出張があったので、速攻日本で買って以後読み漁っています。私にとって、仕事の、生活の、思考のバイブルです。一日一回は必ず開けて眺めて、会社と家と一冊ずつ置いてあって、冗談抜きで多分もう100回以上読んだんじゃないかな?何度見ても、何度読んでも嬉しいです。(本の感想は、こちらを。)

准くんの声が何となく何時もと雰囲気が違くて「お?」と思いました。
なんだろ、元気っていうか?ちょっと楽しそうっていうか?言葉遣いもちょっとくだけた感じの、友達同士の会話って感じで楽しかった。准くんが元気で楽しそうなのが、一番嬉しい。と、思ってたらやっぱり先回の放送後から友達だったか~。(笑)

紙の厚み、気付いてましたよ!
一度読み終わった後に、本を閉じて。
閉じた状態で外側の装丁を眺めていて「あれ?」って気付きました。「これはこういう装丁なのかな?」って思って居たので、谷尻さんの意図を聞いて嬉しくなってしまいました。

***************************

前回出演時のエントリーにもちょっと書いたのですが...。
私事な仕事の話ですけど、建築業界に足を踏み入れてそろそろ20年です。途中脱線もしてるので、20年間とは言えませんが、数年のブランクを経て6年程前にこの業界に舞い戻ってきました。

この業界に引き戻された大きな理由は『好奇心』です。
私はデザイナーではなくて、デザイナーさんが考えたアイディアを形にして行く立場の人間で。

「こういうデザインのビルが建てたい!」というアイディアを「仕様用途」「予算」「場所」「スケジュール」そして「建築法」等のありとあらゆる要素を考慮して、図面を書き上げ、構造計算し、材料の選定・手配から、工事の手配、各許可証の申請・取得、運送など、山の様なコーディネートをして「使える建物」を建てる仕事です。

自分のチームのメンバーには、新規のプロジェクトが来ると「とにかく仕様書を隅々まで読んで、理由を考えて」と提案します。他のチームでは厳禁ですが、この作業に「必要なら一週間位掛けていいよ」(スケジュール的には通常、半日が限度)と言います。「このデザイナーさんは何を意図してるんだろう」とか「どうして、ここにコレがあるんだろう」とか、考えて?って言います。

「自分の担当する建物に『好奇心』が無ければ、良いモノは作れない。」と思うからです。愛情を注げないと思うからです。『好奇心』が有れば『愛着』が沸いて、そこに『正確さ』が生まれます。『正確さ』の有る仕事には『熟考されたアイディア』が詰まっていて、それは『不要な作業の反復』を減らすんです。そして、次の仕事への『期待』が高まるし、自分のスキルを上げる為に『貪欲』になっていく。

それが私の仕事に対する『動機』であり『信念』であり『プライド』です。
なので、仕事は『超』が付くほど忙しいし、責任も頂上が見えない位一杯ありますが、楽しいです。ムカつく事もありますけど、ウチのチームは多少の事じゃビクともしない自負があります。言ってしまえば『仕事=趣味』みたいなモンです。でも、絶対にプロとして妥協しないので『趣味だけど遊びじゃねーぞ』っていうのが口癖です。(笑)

部下にも『楽しいのが一番!』って良く言いますが、「楽しい=遊び」ではなくて。それよりも『自分の居場所は自分で楽しくする』のが大事なので、最初は辛いかもしれないけど「好奇心トレーニング」してね!って付け加えてアドバイスします。

「自称:なになに星人」なので興味の範囲が広くて全部トライしてみたい。「やらないで後悔するより、やって後悔する」方が良いと思ってます。興味のアンテナを広げて、外で色んなネタ拾って来て、仕事の中にどんどん注ぎ込む。それが、ベストなんですけど、なかなか思う通りに行かなくて落ち込みます。傷付く事も半端無く多いです。

***************************

谷尻誠さんは、それを体現している人。
なので、大好きです。大ファンです。建築家としても人となりも。

准くんもラジオの中で言ってましたけど、「谷尻さんってどんなひと?」って聞かれると「作品よりも先に、ひととなりが出て来る。作品はHP見て?」って感じ。まさにその通りだと思います。『隣のお兄ちゃん』的な建築家さんです。

人懐っこさと好奇心、そして感性のセンスの良さが大きな武器で。
その武器を最大限に使いこなす実力と、持ち前の『人好き』が嵩じて『サポート部隊』がしっかりしてるなーって羨ましい。『チームを作るのが好き』っていう言葉にも表れてますよね。

『勝手にミラノサローネ』プロジェクト、笑いました。
流石です。ミラノサローネは何度か見に行きましたが、まさか自分で乗り込むなんて思わなかった。でも、そういえば去年とかもゲリラ展示してるアーティストさんとか居たな~と思うと、それもまた『好奇心の成せる業』なんですね。

准くんがミラノサローネ行った事無いのが意外でした。となるとやっぱり、Casaさんよ!准くんとミラノサローネで特集お願いします!世界遺産は諦める(いや、まだ諦めてないけど。)ので、来年のサローネに是非!世界最大のデザインの祭典。建築だけじゃないし、本当に街中がおもちゃ箱みたいになって楽しいよ。准くん!「行けばいいじゃん!」(笑)

谷尻さんのこの『普通の建築家さんと違う』感覚は、彼が大学の建築学部出身ではなくデザイン学校出身の、異色の建築家というのもあるかも。論理や技術が往々にして先行する建築学にあって、感覚やコミュニケーションを軸とする彼の考え方自体が、実は非常に緻密にデザインされたモノなのではないかな?

「人と上手く接する方法」って在りますか?という質問をした准くんの意図が凄く知りたい。
「僕...」って言い掛けて止めちゃいましたが、何が言いたかったんだろう。でも、その後の谷尻さんの「愛情を持ってずうずうしく」に納得。


ブックデザイナーの祖父江慎さんが、この本の装丁をツイッター上で褒めていらしたので、購入して直ぐに装丁をじっくりじっくり堪能しました。もう、それこそ宝探しの様に。

この本は凄いです。
文字の色、イラスト、紙質が変わってたり、手書きのスケッチが在ったり。
逆さにしないと読めなかったり、工夫しないと読めなかったり。「何としても読んでやる!」と知恵を絞って考えて、読めた時はすっごく嬉しくて。対談が漫画だったり。意外な所に驚く事が書いてあったり、「え!ココにまで!」って所に文章が散りばめられています。買ったら探してみて下さい。

3/18放送のGR「伝統を継ぐのに大切なことって何ですか?」の宮本芳彦さんも、この本の中にコメントを寄せておられます。(また、宮本さんの所は「縦書き」だったりしてカッコイイ!)私の尊敬する、建築エンジニア:大野博史さんのコメントも客観的エッセイの様で愛があります。素敵なのは、同僚でもあり奥様でもある方のコメントです。なかなか、自分の著書に「嫁」出さないです。でも、それもまた「谷尻誠」なんです。

● COMMENT ●

楽しさが伝わって。

書かれている時の楽しさが伝わってきます。嬉々として感想を書かれていらっしゃるのかなと(笑)
仕事は楽しく。まさにそうですよね。「遊びじゃないよ。プロだから」とか「やらないで後悔するより、やって後悔する」口にした事があります。自分で居場所を見つけて楽しくする→仕事も楽しくなる。難しいですけどね(笑)

今職場の建て替えの話が進んでいます。
50年先にも通用する施設作りです。50年先を見てと言われる中「50年後は居ないな~」と思いつつ(笑)50年後も存在し続ける生き続ける施設作りを求められています。
現場の人間として絶対に譲れない事。この気持ちをどう伝えていくか。建築の事は全く判りません。
でも思いは伝えたい。その思いを読み取るようにと書かれていらっしゃったのを読みなんか嬉しくなっちゃいました。
しぃ。さんのチームにお願いしたい(笑)

毎日意見を出し合ってます。楽しい。それだけじゃないですけどね。思い描いた施設が出来るといいな。その施設の中で働くんですからね。

あれ?話がずれちゃいましたね。
要するに楽しい仕事は一生の付き合いになるという事で・・・。あれ?何か違う?(笑)

コメントお返事

◆ まりの さん
今回は珍しく(笑)ホストよりゲストメインでテンションあがりました。本当に大好きな建築家さんなんで、一年経たないうちに2回目の出演、凄く嬉しかったです。

仕事に関しては、何ていうんでしょう。
生意気だとは思うんですが、絶対に譲れない一線がありまして。それだけは、頑固に守り続けています。プライドかな?意地って言ったほうが正しいかもしれないです。

建物には施主さんの思いが詰まっていると思うんです。
こっちは、沢山有るうちの一つかもしれませんが、施主さんにとっては一生に一つのモノの場合も多くて。私の会社は、商業施設がメインなので、個人の一軒家をやる事は無いのですがたまに「直接住む人の声を聞いてみたいな」って思う事もあります!

なので、まりのさんのお仕事場の様に、実際に働いているかた、使用している方のお声を教えて頂けるのは、凄く貴重な機会なんです。実際に直接聞けることは、商業施設担当の場合は皆無に等しいので。そういう話し合いを出来る職場、素晴らしいです!

何か、お手伝い出来る事がございましたら、是非当社で!(笑)

しいさんの紹介文があまりにも楽しそうだったので、近くの本屋になかったので、早速梅田の紀伊国屋で購入して読みました。ほんとに面白い。いろんな紙質に、いろんな文字の形に文の表現。夢中になって目で追いました。
私は、子供のころ、カロリーヌという女の子がいろんな動物の子供とお友達で、その仲間と一緒に旅したり、冒険したり、とても夢のある外国の作家の絵本シリーズが大好きでした(私のキャンプ好きもここの影響で)。そのお話の中に古い一軒の家を買って、みんなで壁にペンキを塗ったり壊れた所を直したり、壁紙をはったりしてリフォームする話が大好きで、その影響とバブルの終わりでまだ高かったこともあり、今の中古の家を買い、さすがに自分ではやらなかったけど、従兄が内装の仕事をしてたので色々相談にのってもらいリフォームしました。今でもあちこちボロがでますが、狭いのに玄関が吹き抜けになってたり、瓦がオレンジ色のスペイン瓦のとことかとても気にいってて、ここを直しあそこを直し、住んでます。今は洗面所のリフォームを検討中ですが、色々見て回ったり、カタログとにらめっこしたりして楽しくて仕方ありません。
谷尻さんが子供のころ入ってた五右衛門風呂、母方の親戚の和歌山の串本町の家は五右衛門風呂で、子供のころに泊りに行くんだけど、本州最南端のきつい日差しでこんがり焼かれた背中にはめちゃくちゃ熱いお風呂にこわごわ入ってました。板を踏みつけて入るのも怖かったし、、。でも今ではいい思い出です。もうあんなお風呂には入れないですし。そこは台所が土間で、つっかけを履かないとだめだったり、自分の家にはないものもあって凄く面白かったです。
私は社会人時代はダイハツで部品バイヤーのアシスタントだったので、たぶん社内でいち早く最新の車の設計書を見れて、ワクワクしてました。何かを作り出すことは、興味を待たないと進んでいかないなあとに思います。一つの販売する車を作り出すのに、クレイから始まり、試作の車、実際にラインで組めるような実車、そしてほんとに販売する車と4段階を踏んでの行程は部品一つの選定から本当に気の遠くなる作業ですが、どんどん作り上げていくものを見れたのは本当に面白かったです。
今は自分で作り出すものといったら、細々と手芸品とか、洋服とかくらいですが、先日も近所の娘さんのワンピースをスカートと小物に作り替えしました。今持ってるものを大切にして必要なものに作り替えるのも楽しい作業です。
まだ一回しか読んでないので、もっと面白いとこを見つけてじっくり読んでみようと思います。
すみません、ざっと読んだ感想で支離滅裂でした、、、。

コメントお返事

◆ tomoko さん
おぉ!お求めになられたんですね。
この本は読めば読むほど新しい発見が毎回あります。買って2ヶ月近くが経ちますが、依然として毎日のようにぱらぱらと捲っては、楽しんでいます。

モノを作る作業と言うのは、有形無形に限らず、自分の古い記憶を引っ張り出してそれをイメージ化して行く作業が多いのだと思います。なので、子供の時の経験や自分の興味の範囲、好きなもの、印象に残っているもの。そう言うものの結晶なんですよね。それを、谷尻さんが「好奇心」と揶揄されているのではないかな?(違うかもですが。)

tomokoさんも、凄く色んな事に興味を持ってらっしゃるし、行動力もあるので凄いなぁといつも感心します。お洋服を別のものに作り変えるのとか、究極のリサイクルですよね。こちらでも、未だに子供の時のお洋服とか取っておいて、パッチワークの模様に縫いこんで行ったり、小物にリフォームしたり、若いお母さん達もそうやってモノつくりしたりします。そうやって、思い出を繋いでいけるのも素敵ですよね。

じゃあ、そんなtomokoさんへ。
カバー外してみて下さい。面白いです。(笑)

今、外しました。おお~こんなとこにもメッセージが~。凄い!
勘違いをポジティブにとらえて自分の糧にしてしまう、そんな本当にポジティブな発想、うん、見習いたい!谷尻さんの姿勢。私すぐ、落ち込むんですよ、、、。
私はどこ行くにもデジカメ持参するんですが、息子が電車おたくをかじってるので、うちは元祖鉄ちゃん親子で、どこに出かけても電車の写真を撮りますが、たまたま撮ったものがものすごく珍しい電車で次の日新聞に載ってたり、そんなことが時々あります。街角に咲いてる花とか、うちのすぐ近くの山とか、何気に見てる風景もファインダーを通すとまた違う風景に見えたりして楽しいですね。自分ちの毎年綺麗に咲く薔薇も毎年撮ってしまいます。いろんなものに、好奇心を掻き立てられます。
うちのすぐそばに、大正時代に住宅博覧会が開かれ、今も数軒そのままの形で残り、今も住んでおられる地域があります。大正時代にはとてもモダンな建物だったと思います。その一帯は道路も円形に繋がってて、とても素敵な雰囲気です。うちはとっても小さいんですが(笑)、周辺はうちの町一番の住宅街で、びっくりするほど大きなうちや、個性的な家がいっぱいで是非しいさんにも見てもらいたいほどです。谷尻さんの作られた家もとても個性的で素敵なようですね。私の大好きな番組、建物探訪にも紹介されてたんですね。番組で紹介される家はどれも住む人の希望に沿ったもので個性的な家が多くて見ててワクワクしてましたが、、最近、関西では放送無くなったような、、。
とにかく何かまた発見するために明日じっくり読んでみますね。

コメントお返事

◆ tomoko さん
なかなかカバーの秘密に気付いている人は居ないようで、ツイッターとかを見ながら一人ほくそ笑んでいます。(←性格悪い~。笑)私は普段から読む時に表紙を外して全部の装丁を見てから読み始めるのですが、そのときに気付きました。帯にもメッセージが付いているし、透明なインクで印刷されているページがイキナリあったり、なかなかビックリおもちゃ箱ですよね。

あの本は、本当に毎日の人生のバイブルです。
発想の転換まで行かなくても、少し見方を買えて、少し顔を上げるだけで世界は変って見える!そんな感じがする本です。tomokoさんのご自宅のお近くの話、凄い興味ありです!今年のコンサートでは大阪行きたいな~。チャンスがあったら是非訪れて写真一杯撮ってみたいです。


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しぃ。

Author:しぃ。
サンフランシスコからロスへお引っ越ししました!相変わらず建築エンジニアをしています。建物と写真と美味しい物、そしてVの末っ子をひたすら愛でる日々も相変わらずです。

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